”公国軍の実験兵器”という美味しいテーマを、 なかなか良い説得力で見せてくれるMsigLoo*^^* ”UC史実”世界でいろいろと遊ぶの、大好きな人たちには堪えられない魅力なのですよ そろそろ松戸で第三話が公開とのこと、わくわく
タイトルだけは前回の最後に紹介されてて(”軌道上に幻影は疾る”)、 時代順も考えると、”06Rの話かなー”と思ってたのだけど、 3話の前紹介見て、のけぞりっ
イカガワシサ満点ですよ@@
その名も”ヅダ”!
そうだったのです、”史実に忠実に、考証を正確に”だけではなく、 イカガワシイものを出して、お話に色気(おいろけじゃないですよ)もある、 この両立が、このシリーズのなんとも言えない味なのでした
というわけで、この一見とんでもなさげな機体も、 よくあるただの俺ガンダム新型機体であることはないでしょう 話を見終わった後に、この”ヅダ”さんも、 きちんとUC世界の自分の居場所にはまりこんでいるはずです
さてさて、 スタッフがこの”ヅダ”さんのUC世界での位置づけをどう目論んでるか、 3話公開前に想像して楽しもうというのが、本日のテーマなりです
改めて機体を見直すと、ラインが実にMSVチック(笑 きちんとUC世界のラインなのだけど、その中ではイカガワシいシリーズのライン(笑 こういうところがホント上手いです
さてさて、ツィマッド製との設定だけど、ドムとはだいぶラインが違ってて、 うーん、なんでこの時期にこれが?@@というのが第一印象 割と目につくのが、背中にある大きな単方向バーニア。 こういうデザイン、MSでは珍しいですよね これまたドムとは全然違う設計思想なりです で、まず思ったのが、この機体が”強襲型”のはしりなのではないか?仮説ですー
MsigLooでは、今までのガンダム世界ではあまり明確にしてこなかった表現、 敢えてとられてるところがあって、 例えば宇宙艦のスピード表現とかに現れてます 今までは割とゆったりとしたイメージで描かれてたサラミスやムサイ、 すごい高速巡航してる表現がされていて、 初め見た時、かなり満足しました^^ そうです、加速度は少なくても巡航中の速度はものすごいのです
この表現から見えてくるのが、”航空宇宙軍史”シリーズに近い宇宙艦隊戦のイメージ。 つまり砲雷戦、ましてや艦載機による打撃等というものは、 まず軌道要素を合わせないと始まらず、 それはMSに積める推進剤の量では不可能なので、母艦の大推力が必要なのです 軌道要素がだいたい合ったら、カタパルトで最終調整をしてほっぽりだします これがUC世界におけるMS戦の正体だったのではないでしょうか この解釈なら、母艦同士が撃ち合いながら艦載機同士の戦いも行われる、 UCガンダム独特の戦闘シーンも再現できます IGLOOのスタッフさんもこういうイメージを意識してるのじゃないかなーと 予想してみたり。
で話を戻すと、MS-18E等が範疇に含まれる、”強襲型”と言われてるMSというのは、 今まで”超機動力で戦場に到着、大火力を一気に使い切り、すぐ離脱”するタイプと説明されてましたけど、 実は”自力で軌道要素を合わせられる神出鬼没なMS”という事と解釈すると 格好良いかも@@ 火力を一気に使いきるココロは、推進剤が心許ないからなのですね(笑 我らがヅダさんは、艦載機が単機でいるはずのない軌道上に幻影の様に疾るのですよ ・・と予想その1。
予想その2は、崩氏と話していて気づいたのだけど、 このヅダさんを開発したチームはどこ?と注目してみるアプローチです この機体はツィマッド的にはまさにドムと同時期なので、 ドムの開発チームとは別のチームが担当してたのではないか・・と。 ドムとラインが似てないのは当たり前なわけでした
ではどのチームが・・と考えて、合点がいく結論がが これはほぼ間違いなく後にギャンを開発するチームの手によるものでしょう そう考えて見直すと、かなり納得のいく形になってます マ様が骨董品にする前のYMS-15は、きっとこれに近いフォルムをしていたのでしょう
ヅダもギャン系だとすると(コトが後先ですが^^;) ピーキーな性能よりも、扱いやすさやメンテ性を重視した量産機ということになります (影鈴は、ギャンは”フォルクスイェーガ”だった、とする説が好みです)
などなど、二つほどつらつら妄想して見ましたが、 どうでしょう、初めはイカガワシく見えたコレが、 影鈴には今ではかなり格好良いラインに見えてます(笑
3話では、空間戦闘の描写がテーマの一つになっているそうで、 このヅダさんがどういう戦いを見せてくれるのか、 非常に楽しみなりです^^ 予想、あまり当たる気しないなぁ・ω・(笑 | |