2005年11月15日(Tue)
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今更ながら、SONYがDRMと称してrootkit利用してた問題を知ったり^^; SONYのDRMで保護された音楽CDを聴くためには、 特定のツールをインストールしなければならないようになっていて、 それをやっちゃうと、ユーザになんの通知もなくrootkitが仕組まれて、 システム破壊するわ個人情報送るわ関係ないコンテンツにもノイズ注入するわと やりたい放題なのだとか。 あまつさえ、脆弱性にすらなってる始末。 ついにMicrosoftにウイルス認定されたり、集団訴訟沙汰になりつつあったり@@;
確かに、DRMでは配布者の意思を行使するなんらかのギミックが、 利用者のシステムに入り込んで動作しないことには成り立たないのだけど、 拙速な実装で随分お粗末なことしてるなーという感じ。 システムの破壊や他コンテンツの改竄なんていう立派な権利侵害を、 ”DRM”がやるんだから、まぁありがちな過ちの構図としては面白いといえば面白い・・。
”人権反戦平和平等”ほどじゃないけど、 著作権屋主導の”著作権保護”もやっぱり同じ感じに胡散臭いですよね^^;
とはいえ、進んだDRMは、作り手と受け手を直結して、 中間搾取の余地をなくすことが出来ると影鈴は夢見てるし、 コピー防止だけが著作権保護のあり方でもないわけで、、 DRMは結構面白いものを秘めてると思うのですよ。 | | |